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■ 品定め

  1. アイラ「うーん……」 ニール「アイラ、何やってるの?」
  2. ニール「家の中がお見合いコーナーみたいだね。実家でついにお見合いを急かされるようになったの?」 アイラ「は?」
  3. ニール「僕がアドバイスしてあげようか??」 アイラ「は?その自信はどこから来てるんだ?」 ニール「今の僕はかなりプロだからね」
  4. アイラ「お見合いじゃないって。これは実家から送られてきた『血奴』候補たちだ」 ニール「何それ!?」

<aside> <img src="/icons/book-closed_gray.svg" alt="/icons/book-closed_gray.svg" width="40px" />

相亲角: 中国の公園などで、未婚の子を持つ親たちが子のプロフィール(学歴、収入、不動産の有無など)を書いた紙を掲示し、結婚相手を探す**「お見合いコーナー」**のこと **血奴: 「血を捧げる奴隷」**の事。吸血鬼の貴族に養われ、贅沢な暮らしと引き換えに生き血を提供する人間。

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■ お気に召さない

  1. アイラ「今どきまだやってるとはね。まあいいや、適当に一つ選んでおけば、ブツブツ文句を言われないだろう」
  2. 【数日後】 アーサー「アイラ坊ちゃまご機嫌麗しゅう、お初にお目にかかります、自己紹介させてください。私はアーサーと申します。 今後何かご用がありましたら、いつでもお申し付けください。それこそが私の務めであり、誇りにございます」 アイラ(まさかこんな爺さんとは、本当に大丈夫なのか?)
  3. アーサー「それでは、老人に少し辺りを見回させてください。奥様のお話を伺うところでは、あなたは多くの友人を連れて、首都の豪邸にお住まいとのことですが」 アイラ「?」 アーサー「しかしこの環境は……」 〔数日間換気がされてない〕 〔散らばった本〕 〔食べ終わったテイクアウトの容器〕 アイラ「ここ数日忙しくて、まだ片付けていないんだ」
  4. アーサー「奥様がお間違いになったに違いありません。もう一度戻って確認してみます」 アイラ「えっ?もう行くの?……まあいっか」 アーサー(ご令息だと聞いて来たのに、何故こんなに落ちぶれているんだ。私はまた豪邸に帰って暮らすぞ)

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