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<img src="/icons/book-closed_gray.svg" alt="/icons/book-closed_gray.svg" width="40px" /> タイトル:彼に最後の後押しをする
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■誘い
- 【前回の続き】
人間ニック「とにかく言われた場所には連れてきたから、あとは自分で勝手にしてくれ」
ニック「君は……」
- ニック「さっきの様子だと、家族とはずいぶんギクシャクしてるみたいだな」
ニック「何か悩みでもあるのか? 俺たちは似た者同士だし、君を助けることができるぞ」
- 人間ニック「なんだ? 君は自分が悪魔だなんて言ってるけど、本当に願いを叶えてくれるのか?」
ニック「ああ、本物だからな」
- 人間ニック「なら君と取引をしたい」
ニック「こんな急に!?」
■契約
- 人間ニック「僕には新しい生活が必要なんだ、ここから連れ出して欲しい」
ニック「そんなことか? 自分で行けるだろう?」
- 人間ニック「前から分かってたんだ。この家に僕の居場所なんてない、僕は余計な存在なんだって」
人間ニック「でも、僕は意志が弱くて、いつも迷ってばかりで、母さんを置いていく踏ん切りがつかないんだ」
人間ニック「君の力で、僕の迷いを消して欲しい」
- ニック「うーん……」
「いいだろう、君に新しい生活をやろう。ここに来てサインを」
ニック(もしこの世界に他にも悪魔がいたら、こんな楽な仕事はないだろうな)
ニック「一度サインしたら後戻りはできないぞ。契約が君の願いを叶えてくれる」
- 人間ニック「わかった」
〔署名〕
ニック「契約成立だ」
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