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■悪竜

  1. 【昔々、万聖国の上空に突如として一匹の悪竜が現れた。国中がパニックに陥り、人々は自衛に追われ、誰もが勇者の到来を切望していた】
  2. 民A「おい、聞いたか!? 昨夜、あの悪竜がまた現れたらしいぞ!」 民B「西の端の王も被害に遭ったそうだ。悪竜の口車に乗せられて、大量の偽薬を買わされたらしい」
  3. 民B「なんて残酷な……!」 民A「このままじゃおしまいだ。みんな不安でまともに生活できないよ! 俺なんて怖くて夜は出歩けないもん!」 ニール(悪竜……?)
  4. ニール「こんにちは! 国王陛下にお会いしたいんです。僕、悪竜を追い払う方法を知っています!」 門兵「少年、一足遅かったな。すでに一人のドラゴンスレイヤーが名乗りを上げているぞ」

■誘拐

  1. ニック「陛下、ご機嫌麗しゅう。私は北方より参りましたドラゴンスレイヤーのニックと申します。悪竜を退治し、陛下の悩みを除き去る算段はついております。ですが、一つ条件が……」 リン国王「申せ」 ニック「おほん、お許しを得て前に出てお話させて頂けますか」

  2. ニック「充分な資金をご用意いただければ、お約束申し上げ…」

  3. ニール「国王陛下! その人の言葉を信じちゃダメです! そいつがその悪竜なんです! 尻尾が出ています!」

  4. ニック「どこから現れたクソガキだ、俺の邪魔をしやがって!」 ニック「金が手に入らないなら、国王を連れ去ってやる! 三日後にまた来るからな! その時は、金と国王を引き換えだ!」 リン国王「おいドラゴン、お約束を知らないのか!? 普通は王女をさらっていくものだろう!」 ニール「待て! 戻ってこい!」 リリィ王女「お兄様!」

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    按套路来: 「套路」は元々武術の型を指すが、ネットスラングでは「お決まりのパターン」「お約束」「定石」「罠」などを意味する。

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